プラザサービス

青山・表参道で30年の実績と信頼。

株式会社プラザサービス

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青山・表参道で30年の実績と信頼。

2017年10月10日 「ハセツネ」ボランティア 44時間

大会裏方の大変さを実感しました。

 

 

この大会の正式名称は、長ーい、、、

「日本山岳耐久レース(24時間以内)~長谷川恒男CUP」

今回は25回大会と歴史がある大会。

最近はトレランブームになっているけど、その草分け的存在。

 

今回は、スタッフで参加させてもらったけど、

その組織力やノウハウやオフィシャルスタッフのすばらしさ、

全てに感銘しました。

 

大会前日の10月7日18時に集合し、スタッフ全員説明会

 

2時間のミーリングの後は、ホールで雑魚寝。

 

8日5時30分起床

おにぎりとみそ汁の質素な食事を済ませ、

それぞれの配置場所に移動。

 

私の最初の移動先は、7km地点の入山峠。

 

トイレの設置。

 

 

リタイア者用のテントの設置

 

 

危険個所の養生テープ。

 

いよいよ、先頭集団が通過

 

しばらくすると渋滞が始まり、その誘導。

 

16時に最終ランナーが通過した後に撤収。

 

その後、誘導表示用のフラッグやゴミを回収しながら

徒歩でスタート地点まで逆走。

 

本部に戻って休む暇なく次の配置場所に移動。

大きな荷物を背負い夜の登山道を2時間かけて

60km地点の「日の出山」に到着。

なんとトップ選手はすでに通過していた。

 

それからは長い長い夜のはじまり。

「コースはこっちです」

「下り坂すべります」

「がんばてください」

 

霧と時々の小雨のなか、震えながらの誘導。

何度も、「走っていた方が楽だ」と思ったことか。。。

 

 

霧の合間に一瞬の夜景が、、、

 

そして、2日目の夜が明ける。

 

 

 

ハセツネスタッフのピンクのベスト。

 

これを着られたことは誇りですね。

 

今回は寒暖の差が激しいことから

リタイア者が続出。

完走率は74%。

 

2332人の出走で約600人が夜中に

搬送か自走で下山。

 

スタッフの連絡用のメッセンジャーには、

深夜にひっきりなしに切羽詰まったな報告が、、、

その一例が

「21:22 月夜見リタイア者7名追加で33名プールしてます。リタイア者テントもぎゅーぎゅーになり、迎えはまだかの声が出始めました。至急手配をお願いします!!」

 

 

とか、

「23:10  笛吹峠 体調不良者1名をテント収容しました。 **さん 嘔吐脱水で心拍数が下がらないとのことで自力で西原峠まで行けそうにないためテントで休ませてます。」

 

携帯電話もつながらない標高1000m~1600mの

山中で、一晩中こんなメッセージが飛び交う。

 

われわれボランティアスタッフがオロオロしているのを

冷静に処理していく頼もしいオフィシャルスタッフは、

登山家(山屋)が中心となっている組織のようだ。

 

腹痛と脱水で歩けない選手を介護していた時のこと。

すぐに本部に状況を報告して待機していた。

「ヘリを呼ぶのかな?」とか

「タンカで運ぶのかな?」とか思っていたら、

本部から駆け付けたスタッフが、いきなりその選手を背負って

上り坂の登山道を300m先の山岳用ジープまで小走りで

運んだのを目の当たりにした、、、

あらためて山屋の凄さを痛感!

 

これからも、裏方の皆様に感謝しながら

大会に参加させてもらいます。