2018年02月26日 東京マラソン・・・観戦記
気温6~7℃ 風もおだやか
設楽悠太選手が、日本新記録を出した。
また一人、素晴らしい選手が、、、
今回はテレビ観戦でじっくり分析してみた。
まずは、気象庁発表の天候データ。
トップ選手に最適気温の6℃前後。
天候はくもりで発汗も抑えられる。
そして、風速はそよ風。
コースで風向きを考えると。。。
風が向かい風になるのは、
① 11km~15kmの 4kmと
② 21km~24kmの 3kmと
③ 36km~ゴールの 6km
悠太選手の向い風のポジションを見ると、
①と②は前と後ろに走者がいる。
③だけが独走だけど、11時頃なので風が弱まっている。
マラソンのトップ選手が無風状態で受ける風の抵抗は、
風速に換算すると、5.6m/秒。
それが前後を走者に挟まれると9分の1になるらしい。
この日の悠太選手は、
30kmまでは、ペースメーカーに守られ、
30km~36km地点までは追い風。
ラストの6kmの勝負に持ち込めたことになる。
そして、、、そして、、、
ナイキの軽量厚底シューズ !!!
「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」 恐るべし。
全てを味方につけた、素晴らしい走りでした。