2022年08月24日 高校野球
毎年高校球児のひたむきな姿には胸を打たされますが、今年は決勝に残った両校の監督にも感動させられました。
優勝した仙台育英の監督の全国の高校球児を称えるスピーチも素晴らしかったですが、私は敗れた下関国際の坂原監督のこれまでの生い立ちに特に感動しました。
当時、不祥事で監督不在となっていた無名の弱小校に自ら「給料はいりませんから野球の指導をさせて下さい。」と志願したそうです。
又、結果が出始め強豪校から「倍の給料を払うから」と引き抜きの誘いがあった時も、拾ってくれた学校や校長先生への恩返しと「この子達を甲子園に連れて行く。」という思いで断ったそうです。
自分の保身しか考えない大人が多い中、このような指導者に巡り合えた事は、きっと選手達にとって大きな財産となるでしょうね。
自分自身も色々と感じ、教えられました。
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