2015年10月29日 災害ボランティア日記・・・その5
昨日は、「ど根性金魚」で話題の玉サテライトに派遣されてのボランティア。
この日の作業は、やりがいがあった。
「床下浸水」の住宅で床下にたまった泥の撤去。
浸水の被害は、建物が流されたのは別にして2つのランクがある。
「床上浸水」と「床下浸水」
文字通り、水が床の下で止まったか床まで達したかの違い。
「床上浸水」では、水に使った床材や畳は再利用できないので撤去する。
床材が撤去された状態での泥かきは、通常の「姿勢」で作業ができる。
一方「床上浸水」での泥かき作業は、床下に潜っての作業となる。
この日派遣されたお宅の床下への開口部は、台所の床下収納を取り外した一カ所のみ。
一辺が50センチ弱の開口部から入り、高さ40センチ前後の床下に潜っての作業になる。
はじめて経験しました。
匍匐(ほふく)前進・・・歩けない乳児の「はいはい」の膝伸ばしバージョン(笑)って言えば分かりやすい。
たった3時間の作業で、全身筋肉痛。
家に帰ってからの洗濯は大変だったけど。最高の筋トレになりました。
<玉サテライトのこぼれ話>・・・ど根性金魚
ボランテイア活動参加のみなさま、ありがとうございます。
玉サテライトで見つけた、「ど根性金魚」を紹介します。
農協の倉庫をお借りしてのサテライトの一角に、屋根の雨水をためる、貯水槽があります。
そこに、金魚が!
貯水槽の高さ、ギリギリまで浸水したようですが、溢れず優雅に泳いでいます。
玉サテライトでボランテイア活動する方は、是非とも金魚に会いに来てください
<常総市災害ボランティアセンターより>
10月28日(水)の活動状況です。
活動者数: 294人
活動件数: 46件
昨日もたくさんのボランティアの皆さまに活動していただきました。早朝の7時30分に学校を出発した茨城県立日立第一高校野球部の皆さん(37人)は、若宮戸で2か所に分かれて清掃活動を行いました。どちらの場所も1m以上の水害があり、作業が大変でしたが、若い高校生の手際良い力仕事ぶりに非常に助かりましたと住民さんからはお礼の言葉をいただきました。