2014年06月23日 奥秩父主脈縦走路・・・9時間
奥秩父主脈とは、東京の西の端にある「雲取山」から野辺山高原の「飯盛山」までの2000mを超える山々。
山小屋の関係者は「東アルプス」と呼称している。
ちなみに、現在上映中の映画で「春を背負って」の原作の舞台は、この奥秩父の中央に位置する「甲武信岳」にある架空の山小屋。(映画では立山が舞台になっている)
先週末は、ウルトラマラソンの疲れも癒えたので、中央線下り列車の始発に乗車。
約2時間電車を乗り継いで、6:26分に奥多摩到着。
そこから石尾根経由の雲取山を経て、奥秩父まで足をのばしてみた。
雲取山までは人もいたが、そこから先は静かで山も深い。
途中の標識に「狼平」・・・本当に狼が出そうう、、、
しばらく歩いたら山道のど真ん中にシカの死骸が、、、
その後、急に霧が湧き視界が悪くなったり、、、
山にはなれているはずなのに、不安になる様な山道。
ついつい走るスピードが速くなる。。。
好天の土曜日なのに、その区間の3時間の間は誰にも出会わず「道間違えたかな?」って、何度も地図を見直した。
そんな中、登山道の脇には、咲き残っていたアズマシャクナゲを発見。
少し前に満開だったのか?ほとんどの花が終わっていた。
来年はもう少し早い時期に来れば、こんなにさびしくなかったかも。。。
心身ともに疲れ果てた足取りで、飛龍山から丹波山村方面に下り、人家が見えた時にはホッとした。
そして〆は温泉・・・「のめこい湯」
「のめっこい」は丹波山村の方言で、「つるつる、すべすべ」という意味らしい。
そこは、多摩川源流に湧いた、素晴らしい温泉。
本当にすべすべする。
私の過去に入った日帰り温泉の中でもベスト3には入るね。
レストランも充実していて、何を注文しようかとメニューを見ると、「名物 鹿カレー」・・・さすがに今日は無理だ。。。
と手打ち蕎麦を注文しようとしたら「本日売切れ」って。。。
気を取り直してビールとつまみを注文。
温泉とビールで9時間走の疲れを癒しました。
のめこい湯のHP