2016年10月17日 災害ボランティア・・・「赤G」と「鮭の産卵」
3回目の被災地入りで、2日間活動させてもらった。
岩泉町の小川地区の床上浸水した菊池さん。
災害から1か月半もたっているのに床下は手付かず。
「もっと早くボランティアセンターに連絡すればいいのに?」って言ったら、「他にもっとひどい家があるから遠慮してた」って、すごくいい人。
こんな方に派遣されると、特に頑張りたくなる。
【作業内容】
①家財の移動
②畳の裏干し
③床剥がし
④泥の掻き出し
⑥消毒
⑦床張り
⑧畳敷
この現場では、名監督が指揮してくれた。
自称 「赤G」 の赤萩さん。
この方は、まさにボランティアのプロ。
車に寝泊まりして、ずっと頑張っている。
支持も凄い。
「敷居は踏むな」
「床板の番号は取れないように」
「土台と床柱の間の泥は丁寧に取れ」
「消毒剤はくれぐれも薄く撒け」
と、素人集団の我々にはありがたい。
こんな素晴らしい人が居る東北・・・感動しました。
早めに終わって明るいうちに帰ってこれた日。
ボランティアバスに添乗していた盛岡市役所の人が、「市役所のすぐ横を流れる中津川で、鮭の産卵が見れるかも。。。」
と教えてもらい、ボランティア仲間と行ってみたら、、、
いました。
つがいの鮭が、浅瀬でバチャバチャ。
またまた、感動。
逆光でいい写真は撮れなかったのが残念だけど、、、
中津川は、盛岡で「北上川」「雫石川」と合流し、宮城県の石巻港で海にそそぐ。
なんとその距離200km・・・鮭の遡上距離では最長らしい。
ここ盛岡は、「南部片富士」と呼ばれる名峰「岩手山」の麓に広がる人口30万都市。
素晴らしいところです。