2015年08月28日 登山やトレランの危機管理(ちょっと長くなりますが、、、)
最近のトレラン(山道を走る)ブームには、賛否両論があるのは分かっているが、、、
その前に、山を楽しむ人の危機管理が心配だ。
結構な標高の山で、Tシャツにランパンの軽装にウエストポーチだけで来ている人がいる。
どう見ても、水や食料や雨具は持っていそうにない。。。
◆突然の雷や豪雨の場合は?
◆道に迷ってしまったら?
◆足をくじいたら?
◆落石で怪我をしたら?
他人ごとながら心配です。
山は好天の時はTシャツ1枚でも快適だけど、標高1000m以上の山で強風と豪雨にあったら、道もわからなくなる。
うろうろしていると、30分もかからず低体温症でパニックになる。
豪雨では山道は川になり、水と一緒に石や岩がころがってくる。
怪我をしたら止血も必要。
運よく避難場所が見つかっても、長時間避難してられるだけの食料もいる。
私のバックパックの中には食料や水以外に、、、
・ゴアテックスの雨具上下(約400g)
・着替え(300g)
・薬セット(約80g)
・テーピング(約20g)
・携帯トイレ(約40g)
・非常食(約250g)
・GPS・磁石・ホイッスル・ライター(約70g)
・ロープ(約50g)
・ライト(約30g)
この他にも行く場所によって、ストックやツェルトやアイゼンやコンロ等が加わる。
この荷物もひと夏一度も使わないことがある(笑)
でも持ってることで安心できるし、困っている人のレスキューをして大変感謝されたこともある。
次回からは、毒の吸引器も加わります。