2014年07月24日 山岳用語・・・「まき道」
登山道を歩いていると、同じ目的地への標識が二手に分かれていることがあり、どちらかに「まき道」と書いてある。
巻(ま)き道とは・・・山頂を通るけわしい道(尾根道)を回避して、山腹に沿った比較的平坦な山道。
ピークの向こう側でまた尾根道と合流する。
目的の山に行くのにそれまでのピークを全部登って行くと、時間もかかるし体力も消耗するので、ついつい使ってしまう。。。
しかし、トレランの大会などでは「まき道禁止」の大会が多い。
きびしい大会だと、「すべてのピークの写真を撮ってくるのが完走の条件」とかもある。
先週末に、いつもの高尾南山稜から桧原村の数馬の湯までの42kmコースに挑戦してきた。
この日のミッションは、「まき道禁止」・・・これが思いのほかキツイ。。。
有名でない山頂やピークだと、たいていの人がまき道を使うので、道はすいているけどその分整備が悪く、荒れている。
でも、思いもかけない景色が見れることもある♪
この日は、まき道なら8時間を切れるコースなのに、、、、、
9時間20分もかかった。。
「まき道」 どれほど楽なのか、よくわかりました。