2014年07月31日 夏山・・・南アルプス白峰三山
夏の高気圧で平地は沸騰している時が夏山の最盛期。
11月から6月頃まで雪をかぶった山が、この時期だけ我々アマチュア登山者を迎えてくれる。
後はタイミング。
休みと天気と体調とがピッタリ合ったときに、素晴らしい登山の体験ができる。
白峰三山とは。。。
■北岳(日本第二位の標高3193m)
■間ノ岳(日本第4位の標高3189m)
■農鳥岳(標高3026)
南アルプス主峰の北岳へは広河原登山口からが一般的。
広河原へは一般車は通行禁止になっており、関東からの入り口は、芦安温泉か奈良田温泉の2か所から登山バスか乗合タクシーで行くしかない。
しかし、今年春の大雨で芦安からの林道ががけ崩れで通行止の為、奈良田からのアクセスのみに。。。
天気予報で確かめ、前日は酒も抜き、準備万端で、朝(夜中)の1:00に自宅を車で出発。
奈良田駐車場へは4:30に到着。
運よく朝一番の乗合タクシーに乗る事ができ、6:00に登山口の広河原に到着した。
===念願の白峰三山縦走を日帰りで挑戦する===
6時
広河原から大樺沢沿いを登る
標高2000mを超える頃、雪渓が見えてくる
9時10分
北岳に・・・絶景です。 言葉が出ない。。。
富士山・八ヶ岳・北アルプス・中央アルプス・秩父連山
日本の高山のほとんどが見渡せる。
9時55分
北岳山荘で昼食タイム。
天然雪で冷やしたお茶とおにぎり。
膝が痛むのでテーピング。
いつもの高山病の兆候で頭痛と吐気・・・ペースを落とす。
11時5分
間ノ岳・・・ここからの北岳はカッコウがイイ
このころには富士山には雲がかかってくる。
天気が良い日は午後に崩れることが多いので先を急ぐ。
12時50分
農鳥岳・・・さっきまでの好天が嘘のように、ガスが出てきた。
風も出てきたので寒い。
14時50分
大門沢小屋
途中の下りの登山道で道を間違え、涸れ沢を100mも下ってしまった。
「迷ったら戻れ」に従って急坂を登ってようやく正規のルートにたどり着く。
この小屋までくれば安心、小屋の下の素晴らしい渓谷を観ながら一休み。
16時30分
奈良田駐車場に帰り着く。
17時までしかやっていない、奈良田温泉白根館の温泉に急いで行って、何とか入浴。
帰路につくも、相変らずの中央道の渋滞に巻き込まれながら、20時30分に自宅に到着。
何とか日帰りで白峰三山を制覇しました。
北岳山頂からのパノラマ動画